美味しいハイボールの作り方と飲み方

ソーダ水について

 

美味しいハイボールを作るうえで欠かせないのがソーダ水です。ソーダ水は炭酸水のことですが、炭酸ガスを含む水のことで、気泡を立たせることで飲み物を独特の口当たりにするのが特徴で、ソフトドリンクでも実に多くが原料の1つとしています。

 

この炭酸ガスを水に溶け込ませる工程のことを炭酸飽和と呼び、日本ではあまり行われていませんが、ソーダサイフォンを使えば水と二酸化炭素から家庭でも簡単で手軽にソーダ水を作れるのです。

 

市販のソーダ水は純粋な炭酸水の場合もありますが、製品によっては塩、炭酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、クエン酸カリウム、ジナトリウムリン酸塩、硫酸カリウムなどを若干加えることがあります。実はこうした添加物は家庭で作ったソーダ水独特の若干の塩味に近づけるために加えられているわけで、手作りはそれだけ美味しいということでもあります。

 

なかなか手作りは難しいかもしれないので、ここではハイボールに適した製品ということでサントリー「ザ・プレミアムソーダ」を紹介しておきます。これは日本のウイスキーの故郷である山崎の天然水100%使用しているのが特徴です。大阪府にあるサントリーの山崎蒸溜所は、この山崎の天然水でウイスキーの原酒を仕込んでいますが、ソーダ水でも同じ天然水を使うことで、ウイスキー本来の旨味を最大限に引き出す狙いがあります。こうしてソーダ水を厳選することでもハイボールはひと際美味しいものに仕上がるはずです。